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執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

何にも勝る運動療法

 疾病が発症して初めて、毎日の生活を検証することになるかと思われます。その原因が遺伝的な場合もありますが、毎日の生活事情から起因することも多いでしょう。睡眠不足、食事が疎かになっている、運動が足りていない、ストレスが多いなど色々な原因が浮かび上がってきます。血液検査から、疾病が特定され、その結果、薬を飲まないといけなくなるのは、高齢者では当然かもしれません。コロナ禍で運動不足から、肥満になり脂質異常症が進んでしまったとか、痛風が出たとか、この自粛生活の3年余りは本当に我々に今までにない疾病をもたらしてしまいました。しかし、ちょっとでも体を動かすことがどんな病気にも良い効果を生みだします。昔は安静が絶対条件の入院でも、今は入院期間を短くし、手術をしても早目な運動を勧めています。透析中にも足を動かすようにと、運動療法が更に加わってきました。スポーツ選手のような強度な運動は必要ありませんが、少しの運動で「体が軽くなった」、「頻尿が治った」、「寝入りが早くなり熟睡できた」、「夜間のトイレのための目覚めがなくなった」とか、良いことが起こります。これは私の実感です。糖尿病のような一番に食事療法と言われている疾病でも、並行して運動療法が必須です。遺伝体質でもないのに、糖尿病になって、運動療法もしないで、更に重篤になり、合併症で足指から黴菌が入り歩行ができなくなった事例も知り、自身の疾病を直すという強い意志が必要でしょう。そのための少しの運動は、疾病を防ぐ意味で必須です。疾病になって、その後回復のためのリハビリに励んでおられる方も多いと思います。疾病にならないための少しの運動が、習慣になるようにと思いながら、まずは散歩から始めましょう。


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