毎日の自分なりの評価
毎日、今日も無事に過ぎたと感謝しながら、日々を振り返ってみましょう。
まずは身体の評価:①昨日と変わったことはないか、②体のどこかに痛みは出ていないか、③歯、耳、眼、鼻・のどの感覚器に異常はないか、④体の動きはスムーズか、歩行はできているか、⑤便は毎日出ているか、⑥年に1回の無料の特定検診をしているか(40-74歳、75歳以降の後期高齢者特定検診と歯科検診)それ以外の人々は、たまには血液検査をしているか等。
食事の評価:①毎日魚か肉は食べているか、②野菜や果物は毎日食べているか、③食物繊維の多い食品は摂取しているか、④発酵食品の摂取は等々、以前に出した10種の食品カレンダーに〇はついていますか?「まごはやさしい」という食品の提示の仕方や、〇〇式食事法など色々出ていますが、自分に適した食事が確立されているはずですが、それをもう一度見直してみましょう。40歳までの方は、内臓脂肪蓄積の肥満に注意など、一日の食事の偏りや食べ過ぎを防ぎ、脂っこいものを控えるようにと、メタボリックシンドロームの発見のための、いわばマイナスの食事療法でした。しかし、高齢者になると、たんぱく質不足によるフレイルで筋肉が落ちるので、特定の疾病のない方は食事制限をしないで、何でも食べ、痩せをなくすように指導がされています。充分に食べられているか、今までの食事が適正であるかを、血液検査で見直しましょう。
総たんぱく質とアルブミン値で体が良好であると判断できます。AST、ALTで肝臓の様子が、CK(CPK)で筋肉に障害の有無、即ち急性心筋梗塞、筋ジストロフイーで高値に。中性脂肪とLDLコレステロールで脂質異常症の判定ができます。尿酸で痛風の有無、クレアチニンと推算GFRで腎臓の様子がわかります。血糖値で糖尿病の傾向がわかり、炎症が起こっているとCRPが高値に。赤血球、ヘモグロビン値、MCV、MCH、MCHCで貧血が判明し、白血球の血液像で、免疫力がわかります。最後に尿検査の結果で、糖や蛋白が出ていないかの判定行われます。尿の方が早くに出ますので、尿に異常があれば血液検査に臨みます。私は二か月に1回の血液検査で異常値を見て、その他Na、K、Cl、たまにはMgが検査項目に。検査日前の2-3日の食事も反映しますので、注意しています。
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