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執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

異性化糖に注意!

 体の糖化を防ぐためには、知らない間に摂取している異性化糖があり、注意です。

異性化糖は果糖やブドウ糖を主成分として、さつま芋、トウモロコシやジャガ芋のでんぷんを原料として作られた液状糖です。

一般的に異性化糖と目にはしませんが、安価ですので、大手企業に売り出され、色々な加工食品(パン、清涼飲料水、缶詰、乳製品他)等に使用されています。異性化糖にも分類があり、日本農林規格(JAS)が制定されていて、果糖含有率が50%未満のブドウ糖果糖液糖、50%以上90%未満の果糖ブドウ糖液糖、果糖含有率が90%以上の高果糖液糖、そしてこれら二つの液糖に10%以上の砂糖を加えた砂糖混合異性化液糖があります。

砂糖の甘味を100とすると、果糖>砂糖>ブドウ糖で、果糖分42%のブドウ糖果糖液糖が70-90、果糖分55%の果糖ブドウ糖液糖の甘味度は100-120ですが、異性化糖の甘味度は温度によって左右されます。

一番わかりやすい例としては、冷たい飲料を飲む時に渡されるガムシロップ、かき氷の上にかけられる蜜、その他、食品の裏表示の成分表を確かめると、乳飲料、発酵乳、果汁入り飲料等に入っています。これらの液糖を、食事の前、一番先に飲むと、急激に血糖値が上がります。食べる順序に注意することです。糖尿病家系の方、生活習慣の見直しをされている方は、再度これらの甘味のある食品を、一日どの位摂取しているか確認する必要があります。テレビのCMを見ていると、一度口にしたい飲料がありますが、よく表示を確かめて、甘味には注意が必要です。


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