郷土料理
全国津々浦々、南北に長い日本の各県には、それぞれの郷土料理があり、知り尽くすことはできません。お正月が近いですが、その特徴が現れるのが雑煮です。雑煮にも色々種類があるように、口に合うというか、幼い時から食べた郷土料理には、どこが良いとか悪いとかは言えない、懐かしさがあります。また家庭には、夫婦により、それぞれの郷土の味が融合したり、違いができたりします。
我が家は九州と関西でしたから、使う調味料が違いました。九州の醤油は甘く、なじめませんでしたが、使ううちに美味しく感じていきました。普段使う味噌は信州味噌でしたが、麦味噌は新鮮でした。そのように地方には、自慢の味があります。最近、デパートで見つけたバラ寿司に京都府の丹波地方のそれがありました。バラ寿司の上には鯖の甘辛く炊いた鯖ミンチが載っていて、近くにはない新鮮な感じがしてはまっています。茨城県では、水戸納豆が名産ですが、納豆と薄く味付けた切り干し大根を和えた「みぞれ納豆」が有名らしいですが、発酵性食物繊維として、便秘には有効食品です。簡単なので、一度作ってみようと思いました。このように地方で食べられていて今でも、食べ継がれている郷土料理には、健康につながる料理が沢山あります。先に出たみぞれ納豆もその一つですが、発酵された「かぶらずし」も寿司と名前が付きますが、石川県の郷土料理でご飯はなく、かぶとブリ(鰤)の発酵食品です。発酵食品を食べる事は、腸の調子を整える事に良いと、先にも報告しましたが、パネトーネ種に含まれる乳酸菌で発酵している、ロングライフパンも非常食として注目を浴びています
以前、たまたま仕事で知った郷土料理に驚いたことがありました。北海道のいかめしには驚きませんが、油揚げに生の米、人参、シイタケなどを入れてそのまま炊飯する鳥取県の「いただき」や、ご飯がうずめられている広島の「うずみ」等、まだまだ知らないことが多いです。マルフクメディカルフーズの給食からも、郷土料理の日がありますので多いに楽しんでもらいたいと思います。
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