ある相談から
各家庭には、それぞれの悩みもあるでしょうが、食事についての相談が相次ぎました。まず一つ目は、私が通っている歯科医院の歯科衛生士さんからの相談でした。高齢者の家庭で、息子さんとの二人家族、男性二人で、毎日の食事つくりに困られていると、高齢者の患者さんは、どうも食事が上手くいってないようで、口内を見ればわかると、聞けば、食品購入にも、作ることにも困っているとの事でした。高齢者の年齢や介護度の問題がありますので、まずは介護支援センターに相談し、介護度が出れば、毎月高い介護保険料を支払っていますので、ヘルパーさんの支援も受けられるだろうしと、もし、それがなければ、食事宅配を勧めました。今では、多くの宅配業者があり、自分に適した食事を見定める事は難しいですが、治療食を希望なのか、健康食で良いのか、冷凍食か、それ以外なのか、の選択さえできれば、まずは、口に合うかどうか、始める事です。3食のうち、1食でも助けてもらえば、かなり負担が違うかと思います。
次の相談は、これも高齢者家族で、要支援も要介護も誰も受けていませんが、いつまでも健康とは限らず、若い時のようにはいきません。90才夫婦で、息子さんが一人、食事つくりは90才の母親の負担に、もう限界が訪れています。独居でも、この年になったら、食事は適当になりますよね。まだ動ける事さえ不思議ですが、どうも最近、高血圧で生活が不安定だとも、いまさらですが、もっと今までに方法はなかったか、ヘルパーさんでなくても、家政婦さんでも、助けて貰えていたのではないかと感じました。究極、食事つくりに困っていると、ここにも早速、宅配食を斡旋、二日後に運ばれて来たようです。どちらにせよ、自分一人なら何とかなっても、家族の食事つくりを任されている場合は、かなりの負担になっています。ご近所にも高齢の男性の独居者がいますが、脚が悪く、きっと食事にも困っているだろうと思いますが、公的な援助も拒否されているので、お節介と思われる可能性大ですので、関りができません。が、私がもしそうなれば、公的援助を受ける事から始めようと思っています。食事は生きるため、最低限確保しなければならないことです。共働き家庭も多くなり、高齢者家族だけではなく、抵抗なく宅配食を有効活用して欲しいです。
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