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  • 執筆者の写真マルフクメディカルフーズ

東日本大震災から13年

 最近、日本のあちこちに頻発する地震により、南海トラフの危険臨時情報が発表されて、海水浴ができない地域や、紀伊半島の白浜や串本への鉄道も運転休止されました。その防災の影響か、スーパーから米が消えて、水も少なくなっています。家に保存する食品も多くなるとともに、不安の方が大きくなります。そんな事情から、2011年の東日本大震災を思い出しました。あれから13年、何しろ福島の原発事故があり、津波と共に、被害が大きくなりました。それからしばらくは、放射能で汚染されているのではと、色々な妄想も含めて、福島県は大変な被害にあいました。そんなことを思い出していると、最近のニュースにとんでもない不適切な記事を見つけました。「原発事故、福島3000年は入れない」と。これはびっくり、或る大国の前大統領T氏の言葉です。対談相手のE氏は「それは真実ではない」「福島は危険ではない」「地元で生産された野菜を食べた」、しかし、T氏は「最近気分が悪そうじゃないか、心配している」と言った後、「冗談だ」と繰り返しました。何という失礼な発言かと、冗談では言って欲しくないと思いました。更になお、石油や天然ガスの化石燃料の大量増産を訴えていると世界に逆行する政策を広げようと、地球の沸騰化を助長するやり方に疑問を感じました。

 そこで心配になり、福島の食品について調べてみました。食品の汚染については、ヨウ素、セシウム134、セシウム137を調査していますが、ヨウ素は半減期が8日ですので、今では半減期2年のセシウム134と半減期が約30年と言われるセシウム137の合計値を測定し、発表しています。食品が放射線を出す能力の単位をベクレル(Bq)です。それを食べた人体への影響を表す単位がシーベルト(Sv)と言われています。福島県の最近のモニタリングでは、一週間ごとに検査をしています。その結果、令和6年7月30日~令和6年8月13日に公表した「食品中の放射性物質検査結果」はセシウム134、137を超える食品は帰宅困難地域や手つかずの山林地域の野生のキノコ類(ネマガリタケ)2点と、野生の生の獣肉(イノシシ)2点から出現しているだけで、他約2300点の検出はありませんでした。

日本の基準値は世界より厳しく低く設定されており、魚介類も安心して食べられる事は、農林水産省のホームページから、令和6年7月29日現在、福島沖で収穫された色々な魚介類のトリチウムが検出限界値未満と発表されています。

もう13年も経過しているのに、こんな、風評を世界から流して欲しくないと痛切に思いました。先日、近所から福島の桃を頂きました。甘味も最高、我々が食べて美味しかったという真実が。更なる復興につながると思いました。


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