深夜労働と早朝労働と睡眠
日本の現在、早朝から働く人々と、深夜に働く人々が居ます。朝早い職場は、朝食を作る現場や新聞、テレビ等の報道関係、第一次産業等で、日が変わる頃に起きておられるのではと察します。逆に深夜労働はサービス業、工事関係、運搬業等、深夜12時を過ぎる現場も多いと考えます。男女機会均等法が施行されてから、女性も深夜業に歯止めはなくなりました。しかし、大企業は2019年4月から、中小企業は2020年4月から、残業時間の上限が決められています。その他、働き方改革を進めるために法改正が順次始まっています。日本の産業が回っていくためには、すべての企業が9時から17時までの仕事では回っていけません。早朝や深夜労働に、長年携わって来られた方以外には、この不規則な時間帯での仕事に、体がついていけない方も多々いると思われます。まずは睡眠が落ち着かず体調が不調、食欲がわかないなどが現れるでしょう。逆に食欲が増して体重過多に見舞われる方も居るでしょう。睡眠不足により、睡眠導入剤や睡眠剤を飲む方も多いと推察します。お医者さんに相談すると、すぐに処方はしてくれますが、睡眠剤に頼ると、自然の眠りは催さなくなります。深い睡眠に入る時間が長い方が良いのですが、年と共に段々と短くなってきます。高齢者が、長年睡眠剤に頼りすぎると、副作用が強すぎて、睡眠剤がないと眠れなくなり、夜中、行動をおこしていてもわからない夢遊病状態が起きてしまいます。
仕事と睡眠の関係は、人それぞれで、食事で治癒できる特効薬はない様ですが、薬に頼らず、毎日の食事で正常にしていきたいものです。睡眠によいアミノ酸のグリシン(海老、ホタテ等の魚介類、肉類)、GABA(発芽玄米、発酵食品等)は効果があると言われて、機能性表示食品が数多く出回っていますが、食事からはたんぱく質(トリプトファン)乳製品、特に植物性の豆類の摂取、魚介類、肉類の摂取は毎日心がけたいものです。
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