謹賀新年-老化はゆっくりとー
2025年が始まりました。今年も気づきがありますように、私も知らないことが一杯ですが、このコラムが皆様に少しでも一助になればと思っています。今年も宜しくお願いします。
昨年末に、世界一の長寿者が116歳で亡くなりました。日本の女性で原因は老衰でした。昨年も色々な著名人が亡くなりましたが、90代の方も多く、日本人の寿命も長くなりました。しかし、病気が見つかったと賀状が来る人もあり、やはり60代~70代に多いかと思われます。癌でしたとか、色々ですが、これは仕方のない事なのかと考えてみました。若い頃は、多少も無理でも大丈夫ですが、その無理が体を蝕んでいるのかと、これは誰にも分りませんね。昔から、老化をゆっくりと感じる事、即ち、老化を抑制するためには、食事、運動が第二の看板です。腹八分ではないですが、腹六分くらいが良いという低カロリーの食生活は、老化遺伝子を抑制すると言われているし、生活習慣病を防ぐには、糖質オフが良いとか次から次へと、我々の生活に情報が飛び込んできます。しかし、個人の住む地域や環境、個体差もあり、最大公約数的にそれらを把握することだけで、自分ならこれはできるという方法を取り入れることが必要でしょう。私は、在宅の日は食事と食事の時間を考え、また、食事の内容とで、重くしたり、軽くしたりしていて、昼が重かった時は。夕食を食べない時もあります。高齢者はフレイルとなれば、低栄養が心配されます。冬型の栄養失調とか、夏に起こる熱中症などは全年代に起こりうることです。体の不調は食べることに由来することがとても多いのは事実です。老衰とは食べられなくなることです。頭はしっかりとしていて認知症でなくても、食べられないと体を維持できません。テレビでは食べる番組が多く、ああ、こんなのも食べたいと思って、街に出ても購入には至りません。食欲がわかないからです。しっかりと空腹にすることも必要かもしれません。
正月は餅を食べて亡くなった方も居ました。餅がのどに詰まってしまうことも、高齢者には起こりやすいことです。マルフクさんでは餅の提供はありません。給食での事故を防ぐためです。色々なことを考えながら毎日を生きていく事が、長寿に一番の近道かもしれないと、自分に向き合いたいと思っています。
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